一般社団法人消費者のみらいを考える会は、消費者基本計画工程表改正素案に対する意見を提出しました。
意見概要
1. 消費者の安全確保 (1)事故の未然防止のための取組
③軽井沢スキーバス事故を受けた対応
消費者にとって、わかりやすい表示である「SAFETY BUS認証マーク」の普及促進として、当該マークのバスツアーのパンフレット等への表示の状況を盛り込んでいただきたい。
2. 適正な取引の実現 (1)商品・サービス横断的な法令の厳正な執行、見直し
④消費者契約法の見直し
消費者契約法の見直しにあたっては、最大多数の消費者の利益(利便性や選択肢)が損なわれることの内容、多数多方面の消費者団体からの意見を募り、この結果を実績として示していただきたい。
3. 審議会への消費者の意見を代表する委員の選任 (1)消費者政策の透明性の確保と消費者の意見の反映
④審議会等への消費者の意見を代表する委員の選任
選任にあたって「消費者行政の推進に関する世論調査」が用いられているが、選択肢が消費者被害に直面している者に偏っているように思われる。ぜひ、大多数の消費者(サイレントマジョリティ)の声が反映されるような委員の構成を検討していただきたい。